さくら会15周年記念茶会 in 平田本陣記念館
R1.11.9(土) 出雲市平田町にある平田本陣記念館にて
さくら会15周年記念茶会を行いました
平田本陣記念館のHPです→https://www.izumo-zaidan.jp/honjin/
さくら会が発足して早いもので15年の月日が経ちました。
日頃の感謝を込めて、三斎流九曜会の会員の方にだけご案内させて頂きました。
当日は天気にも恵まれ、気持ちの良い一日となりました。
当日は47名のお客様を招いて、菓子席・薄茶席・濃茶席をしました。
菓子席の様子です。
主菓子は平田での茶会開催という事で、平田のお菓子屋さん 木佐清月堂さんの『そもさん』作麼生(そもさん)
作麼生(そもさん)とは什麼生や怎麼生とも書き、中国・宋時代の俗語で「いかに?」「どうだい?」を意味し、禅問答(師が弟子に対して行う問答)で相手に問いかける際に使われる言葉だそうです。アニメ『一休さん』でも問答の掛け声に「そもさん!」「せっぱ!」というやり取りが用いられており、あまり使われなかったが『そもさんせっぱの歌』という歌まで作られていたとのこと。面白いですね!!「説破(せっぱ)」は禅問答において「説き伏せる」「言い負かす」という意味の言葉だそうです。
菓子器 出雲青呉須手 高杯 柳楽泰久作
お菓子を召し上がって頂いた後に、くじをひいて頂きました。
濃茶席の様子です。
床 一畑薬師前館長 飯塚幸謙和尚筆 本来無一物
花入 竹尺八
花 季のもの
水差 備前 耳付 伊勢崎紳 作
茶入 宗浦家元手造 信楽 銘 『六祖』
仕服 寄せ継ぎ
茶碗 萩 坂高麗左衛門作
茶杓 宗浦家元 共筒 銘『未来』
薄茶席の様子です。
床 斗南宗浦自筆一行 風光日々新
抹茶は初使いでしたが、出雲の昔 (桃翠園)を使ってみました。
出雲産の茶葉を用いたお抹茶です。
お菓子は出雲市今市町にあります、patisserie SUBSTANCEのマカロンを使わせて頂きました。
とっても彩の綺麗なお菓子で美味しくて、おすすめです。
抹茶とも相性良かったです。
全てのお席が終わり、お帰りの際に、来て下さった皆様全員に、最初の菓子席で引いて頂きましたくじの結果でお土産をお渡ししました。
松竹梅と用意してくじ引きをしてもらったんですが、普段のお茶席では見れないような、はしゃがれるご様子のお顔を拝見し、こちらも楽しませて頂きました!!
おいで下さった皆様、ありがとうございました。
さくら会も、これからも益々勉強を重ね、日々精進して参りたいと決意を新たにした一日でした。
さて、ここからは番外編 オフショットもたくさん載せますね!!
受付担当の二人!!
濃茶席の皆さん!!
菓子席の皆さん!!
外回り担当の皆さん!
平田本陣記念館の雰囲気が茶会の空気を一層清々しいものにしてくれました。
露地も綺麗ですよね~!!
最後のお土産席!! さてさて、何が当たったかなぁ~
当日参加のさくら会の皆様!!
この他にも、写真に写らない他の場面等、様々な形で今回のお茶会にご協力頂いた方、全ての皆様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。