松江城大茶会 大盛況の2日間 「松陰籠」のお点前で
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第33回、松江城大茶会が10月1日から2日間、松江城山公園二の丸とその周辺で開催され、
10流派がそれぞれ趣向を凝らしたお茶席を用意し、来場者に一服のお茶を振る舞いました。
今回の三斎流のお席は、野々村、加茂会、米子、安来、大田の各社中の皆さんが担当されました。
お点前は、前御家元・宗育宗匠考案の「松陰籠」。女性らしい流れるような優美なお点前です。
←展観
←展観
展観では、野点席ということで茶箱一式と千瓢盆が飾られていました。
茶箱は小林如泥作の「雪月花」。雪と月と花がさりげなくあしらってある逸品です。
初日は、前日の大雨で足元がぬかるんでいましたが、2日目はすっかり晴れ上がり、
多くの来場者で賑わいました。
三斎流のお席には、2日間で1200人近くのお客様にお越しいただきました。