晴天の中 30周年記念「亀山茶会」開催
←本殿西庭に設けられた拝服席
出雲大社北島国造館で平成28年9月11日、亀山茶会が開催されました。
30周年の記念のお茶会にふさわしく、出雲の空は晴れ渡り、
県内外から多くの三斎流関係者をはじめ、茶道愛好者らで賑わいました。
当日は、細川護光様ご夫妻、ご息女も御来賓としてお越しいただき、
一服のお茶をお出しすることができました。
←本殿で執り行われた献茶式
本殿では、森山宗浦御家元による献茶式が厳かに執り行われました。
献茶式の後、御来賓の方々の玉串拝礼が行われました。
奥書院では濃茶席が設けられ、床には
後陽成院宸翰深草切・和漢朗詠集(下)・鶴帰舊里六行が掛けられました。
直門が担当しました。
亀山会館では薄茶席が設けられました。担当はおんぼら会。
実はおんぼら会の皆さんは、お席を担当するのは初めてで、
この日がデビュー戦となりました。
2カ月前から立礼席のお点前、お運び等を猛特訓。
その成果が十分に発揮され、お客様からお褒めのお言葉をいただきました。
←おんぼら会のメンバー
←本殿西庭の拝服席
本殿西庭には拝服席が設けられました。
直門の若手が担当しました。
八雲会館では点心席が設けられ、
ゆたか亭のちらし寿司膳が振る舞われました。
また、来場者には、
北島建孝国造様と森山宗浦御家元合筆の色紙
「緑毛亀画讃」が記念品として配られました。