九曜会講習会開催 お家元を講師に
出雲文化伝承館松籟亭で3月5日(日)、平成29年度九曜会講習会が開催され、
参加した多くの会員は、メモを取りながら熱心に講義に耳を傾けていました。
午前の講習は点前講義でした。
最初に山崎先生から、本日のポイントである「二つ茶碗(主茶碗は筒茶碗)」
「一閑人の蓋置」「金輪寺の茶器」の扱いについて解説がありました。
ポイントを踏まえ、実際に亭主、お点前、客に分かれて、一連の流れを
ロールプレイング。その後、お家元からのアドバイス、質疑応答があり、
活発な点前講義となりました。
お昼を挟んで、午後は掛物についてのお家元の講義がありました。
掛物の出し方、掛け方、しまい方等の基本的は内容から、花、花入れ、
床の間全体についてのお話、実際のお茶会でのお話、歴史のお話等、
幅広い内容の講義をしてくださいました。
活発な質疑応答もあり、とても充実した講習内容に、参加者は終始熱心に
耳を傾けていました。
講習会を担当された研修部会の皆様、お疲れ様でした。
今年最初の九曜会行事となる講習会で、ブログ更新となりました。
本年も随時、三斎流の行事を紹介していきたいと思いますので、
宜しくお願い申し上げます。